松江藩主や大正天皇、昭和天皇も訪れた御本陣
2023年1月より改修工事のため休館となります。再開は2030年3月を予定しております。
八雲本陣(木幡家住宅)は、歴代松江藩主が領内巡視する際にしばしば本陣宿を勤め、その後大正天皇や昭和天皇、川端康成、松本清張なども訪れた旧家です。
正面玄関を入ると土間は高い吹き抜け構造になっており、太い梁や青海波文様の引窓が見えます。また壁面には江戸時代の火消し道具の数々が当時のままに掛けられています。
「書院の間」と呼ばれている藩主を迎えた二間続きの居間があり、部屋を仕切る襖には鳥取藩の絵師だった土方稲嶺の「猛虎図」が描かれています。
書院を出て奥に進むと、松江藩の家老朝日丹波の旧邸を移築した「朝日丹波の間」や、明治40年の大正天皇行啓の折りに行在所として新築した「飛雲閣」があります。
各部屋には木幡家伝来の掛軸、屏風や茶道具など美術工芸品が展示されており、また出雲式の庭園を眺めることができます。
住所 | 〒699-0401 島根県松江市宍道町宍道1335 |
---|---|
お問合せ先 | 八雲本陣 TEL:0852-66-0136 |
営業時間 | 午前10:00~午後4:00 |
定休日 | 毎週火曜日 |
利用料金 | 500円 |
交通アクセス | JR宍道駅から徒歩5分 |
駐車場 | 乗用車10台 大型バス1台 無料 |