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オヒマチマツリ(ヒマツリ)

御日待祭(日まつり)

温泉津町小浜の厳島神社だけに伝わるとされる全国でも珍しい例祭です

大田市温泉津町小浜厳島神社では、毎年2月14日に火まつりという鎮火祭を行います。この祭りの由来に次のような話が伝わっています。むかし、小浜で大火事があり、村人達が懸命に消そうとしても消えず、もう神様にすがるよりないとお祈りをしたところ、1羽の白鷺が飛んで来ました。そして、この白鷺が荒れ狂う火の上をぐるぐる回ると、不思議に火はぴたりと消えたといいます。その霊験に驚いた人々は、昔小浜の神様に5人の御子があり、末の弟の五郎は荒々しい子だったため、領地をえられなかったのでこれを怒り、家々の戸をたたき、大声をはりあげて夜も寝ずに飛び回ったという話と結びつけ、この五郎を火の神として荒神さまにしたといいます。
それ以来、小浜地区では各家から薪を持ちより、氏神に集まって、夜どおし火をたき「寝たら起こせ、王子や王子、五郎の王子」と叫びながら、町をねり歩く火まつりの行事をするようになりました。

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