出雲平野の神主神楽の伝説を継承する七座と神能
当社中では、約四〇〇年の歴史をもつ出雲神楽のうち、地元でいわゆる「神主神楽」と称される系統の神事芸能を継承しています。これは、古くより、出雲平野の神主が舞い奏でてきた七座(神事色が濃く、素面で舞う)と神能(芸能色があり、いわゆる仮面や衣装を身につけて舞う神話劇)から成立しています。
出雲平野を中心とする神主神楽をとりまとめてきた万九千社の代宮家(社家)に伝来する舞と奏楽を、戦後は神主と氏子が一体となって受け継いでいます。
本来は神事である神楽の本義を子孫へ伝え護りつつ、毎年、同社はもとより、出雲大社をはじめとする各地の神社で奉納しています。近年は、伊勢の神宮をはじめ、奈良県の大神神社、春日大社、大阪市の住吉大社、兵庫県養父市の名草神社、宮崎市の宮崎神宮など県外での奉納も盛んです。
住所 | 〒699-0615 出雲市斐川町併川258 |
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お問合せ先 | 万九千社立虫神社神代神楽保存会 代表 錦田剛志 TEL:0853-72-9412 |
交通アクセス | JR出雲市駅からタクシーで約12分 一畑電鉄大津町駅から徒歩18分 出雲大社から車で約22分 |
駐車場 | 神社前に駐車場(兼)広場 無料 |
関連サイト | 万九千神社公式サイトHP |