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トビガスジョウアト

鳶ヶ巣城跡

永禄5年(1562)、毛利元就が尼子攻略のために鳶ケ巣山に築城した山城である。尼子との戦いで当城は戦略的重要性をもち、とくに元亀2年(1571)の高瀬城攻略の際、吉川元春の拠点となった。毛利氏は出雲平定後、当城を大野氏に任せたという。なお、『雲陽誌』には城主は宍道高慶、政慶であったと記されており、城跡にある「大野塚」とよばれる宝篋印塔(ほうきょういんとう)は、天正10年(1582)当城内で宍道政慶に謀殺された大野高成の墓と伝えられる。
遺構としては数か所に郭が残っており、郭の多くには土塁が設けられている。このほかには堀切と井戸があるだけである。
現在整備された登山道は頂上から出雲平野や遠く三瓶山が一望できる絶好のハイキングコースとなっている。

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