皇室ゆかりの古墳
『古事記』によると、「国生みを終えた男神イザナギノミコトと女神イザナミノミコトは、さらに神々を生み、火の神を生んだイザナミは火傷を負って亡くなってしまいました。イザナギはその遺骸を比婆山に葬った。」とあります。
松江市大庭町と八雲町との境にある神納山(かんなやま)がその地に比定され、南端にある古墳がイザナミノミコトの陵墓として古くから崇敬されていました。八雲町では親しみを込めて「神納の御陵さん」と呼ばれています。
明治33年、宮内省が全国10数か所ある「イザナミノミコト神陵伝説地」の中で保存すべきものとして認定し、御陵墓伝説地に指定しました。現在は、「岩坂陵墓参考地」として宮内庁により厳重に管理されています。
住所 | 島根県松江市八雲町日吉 |
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お問合せ先 | 松江市埋蔵文化財調査室 TEL:0852-55-5284 |
交通アクセス | JR松江駅よりバス30分 |
関連サイト | 松江観光協会公式サイト 水の都松江 |