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ワシガミネオヨビトカゲイワ

鷲ヶ峰およびトカゲ岩

鷲ヶ峰は、布施南西部にある標高563mの峰で、三方は断崖となり、一方は大満寺尾根に接続するけわしい山容を呈している。

この一帯は隠岐片麻岩を基盤とし、第三紀古層、流紋岩が被さっている。山稜上には、およそ80mの見事な白色の柱状節理が発達したアルカリ石英流紋岩の断崖がみられる。屏風ケ岩といわれる切り立った断崖絶壁の中腹には、八天狗を祀る大きな洞がポッカリと口を開けている。

トカゲ岩は、この鷲ヶ峰から北西方向およそ1km(徒歩15分)の地点にある。布施地区から鷲ヶ峰にいたる途中の曲りくねった「いろは坂」の一角が展望所となっているが、ここから見ると、切り立った断崖面を全長35mもある巨大なトカゲがよじのぼっているかのごとき奇異な光景を見ることができる。峠までは林道を利用し、布施地区、西郷町のどちらからでも行ける。峠から鷲ヶ峰にかけては、自然研究路が整備されており、オキシャクナゲの群落の中を散策することができる。

昭和42年(1967)5月県の天然記念物および名勝になっている。

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