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カンバラジンジャコフン、カンバラジンジャ

神原神社古墳、神原神社

 赤川左岸に隣接する微高地に築かれた一辺30~35mの方墳である。

 埋葬施設としては板状の割石を小口積(こぐちづ)みにした全長6mの竪穴式石室(たてあなしきせきしつ)があり、その内部に長さ5mの細長い割竹形木管(わりだけがたもっかん)を置く。

 副葬品には石室より三角縁神獣鏡(さんかくぶちしんじゅうきょう)素環頭大刀、木装大刀、鉄鏃、鍬(くわ)、鎌、斧、ノミ、錐、鉈(なた)状鉄器、縫針、鉄剣が発見されている。なかでも注目されるのは、鏡に「景初三年陳是作……」の文字が鋳出されている点である。この「景初(けいしょ)三年(238)」は邪馬台国(やまたいこく)の女王卑弥呼(ひみこ)が中国の魏(ぎ)王から青銅鏡百枚を下賜された年であり、その中の1枚である可能性も考えられる。しかし、墳頂や石室付近から発見されている埋葬儀礼に使用された土器の時期は1世紀も後の4世紀に下がる。

 このように、土の古墳は出雲地方の古墳文化成立を知る上で重要であり、また、多量の鉄製品はこの地域の鉄生産との関連で注目されている。出土品は重要文化財に指定され、島根県立風土記の丘資料館に展示されている。

 なお、現在は赤川改修により南方50mの地点に移築されている。

神原神社

三角縁神獣鏡が出土した神話時代の出雲王と思われる人物の石宝を神社境内に移築復元しています。

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