玉湯川左岸の玉造温泉街の西側に所在する径約15mの小さな円墳である。
埋葬施設は凝灰岩をくりぬいた舟形石棺2基であり、棺を直接土中に埋めている。北側に置かれた石棺は舟のへさき状に先端が尖らせてあり、他の石棺ではみられない特異な形をしている。
副葬品には位至三公鏡(いしさんこうきょう)、勾玉(まがたま)、管玉(くだたま)、ガラス製丸玉、小玉、臼玉(うすだま)、鉄剣、刀、土器などがあったという。古墳時代中期に属し、5世紀代と推定される。県指定史跡。
住所 | 松江市玉湯町玉造 |
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お問合せ先 | 松江市文化財課 TEL:0852-55-5523 |
交通アクセス | JR玉造温泉駅からバス10分、終点玉造案内所下車徒歩5分 |
関連サイト | 松江市役所公式サイト |