松江市東部の山で、標高331mです。宍道湖北山県立自然公園に指定されています。
東に中海と大山の秀峰、南は中国山地の連山、西に宍道湖、北は島根半島北山連山をのぞみ、日本海も遠望できます。
山頂に布自伎弥(ふじきみ)の社、多気の社があり、この「多気(たけ)」から嵩山の名がつけられたといいます。『出雲国風土記』には布自枳美高山(ふじきみたけのやま)とあり、のろしをあげた「烽(とぶひ)」のあったことが記録に残っています。烽は奈良時代の出雲五烽の一つで、江戸時代には松江藩主の展望見張台が置かれました。
山頂には休憩所、山麓には熊井の滝があり、また遊歩道、駐車場もあって松江近郊の手軽なハイキングコースとしてハイカーに親しまれています。
住所 | 島根県松江市上東川津町 |
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お問合せ先 | 松江市観光部 観光振興課 TEL:0852-55-5214 |
交通アクセス | JR松江駅からバス25分、嵩山入口下車山頂まで徒歩1時間 松江だんだん道路川津ICから登山口まで約3km |
駐車場 | あり 無料 |
関連サイト | 松江観光協会公式サイト 水の都松江 |