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ニシアマネキュウキョ

西周旧居

2024年2月9日(金)~9月30日(月)までの期間中、補修工事を行う為見学ができなくなります。

≫詳細はこちら(津和野町観光協会 公式サイト)

 

西周は文政12年(1829)津和野森村に生まれた。西家は禄高100石の藩医として津和野藩に仕える家で、周が4歳の時、現在旧居として残っている家に居を移した。旧居は茅葺きの平屋建で、ほぼ中央に母屋、東北側に土蔵がある。古い土塀も当時のまま残っている。土蔵に入って左手奥、3畳大の間が、かつて周の勉強部屋として用いられたところである。その勉強ぶりは有名で、食事の時間も惜しんで勉強したという。「周(あまね)の油買い」と巷の人々が言った、油徳利片手に書物を読みながら歩いていた珍妙な姿は、彼の学問専念の逸話として有名である。西側の床上40cmのところは横1m、縦90cmの明り窓がついていて、学問に没頭した周の当時の姿がしのばれる。

旧居は単に西周を記念する家であるばかりではなく、津和野でも残り少ない旧武家屋敷の旧態をよくとどめている文化財でもある。昭和62年(1987)7月指定の国の史跡。

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