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仲仙寺古墳群

仲仙寺支群と宮山支群に分かれ、前者は昭和46年(1971)、後者は昭和49年(1974)に国指定史跡となった。

仲仙寺支群は四隅突出型墳丘墓3基、方墳8基、円墳7基で構成されていたが、史跡として保存されているものは8号墳及び9号墳の四隅突出型墳丘墓のみである。8号墳は未発掘である。9号墳は発掘調査の結果、墳裾に扁平割石をはりつけた四隅突出型墳丘墓であり、墳頂部には組合せ式木棺を納めた主体部3基を有することが判明した。3、4世紀ごろに築かれたものと考えられる。

宮山支群は四隅突出型墳丘墓1基、前方後方墳2基、円墳1基、方墳3基で構成されていたが、このうち、前方後方墳である1号墳は調査後消滅している。弥生時代に築かれた四隅突出型墳丘墓である4号墓は突出部が最も発達し、シャモジのような形をしており、現在築造当時の姿に復元整備されています。

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