広がる地下空間は作業場とは思えない別世界
山道を車で上がっていくと、緑に囲まれた岩山が見えてきます。ヘルメットを被り大きなフェンスの向こう側を進んでいくと、現在も作業が行われている採石場とは思えないほどの、幻想的でミステリアスな地下空間が広がります。「世界遺産・石見銀山」にある「五百羅漢像」に使われている「福光石(ふくみついし)」とは、火山灰などが1500万年もの年月をかけて岩石(凝灰岩)になったもの。水に濡れると青緑のやさしい色合いに変わるのが特徴です。また、滑りにくいため温泉浴場の床タイルとしても使用されています。手彫りの跡と周囲の自然が織りなす景観美は、まるで別空間。時にはコウモリが頭上を飛び交うことも!!ぜひ、400年以上続く採石場を探検家気分で歩いてみてくださいね。※危険な個所もありますので、ガイドの方の指示にきちんとしたがってくださいね。
福光石の石切場は、日本遺産「石見の火山が伝える悠久の歴史 ~”縄文の森”“銀の山“と出逢える旅へ~」ストーリーの構成文化財です。
住所 | 〒6992514 島根県大田市温泉津町福光ハ107-1 |
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お問合せ先 | 福光石 石切り場ガイド事務局 TEL:0855-65‐2998 |
営業時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 年末年始、不定休 |
利用料金 | ガイド料は、ホームページにてご確認ください |
交通アクセス | JR山陰本線・温泉津駅から車で約5分 バス停「福光市」から徒歩約35分 |
ユニバーサル情報補足 | ※ガイド同行のため、見学には事前の予約が必要です。0855-65-2998(NPO法人石見ものづくり工房) |