山林王といわれた雲南市吉田町の田部家25代にわたるコレクションの中から、特に茶道関係のものを選んで展観する美術館です。創設者は昭和54年(1979)11月の同美術館オープン直前に亡くなった元島根県知事田部長右衛門朋之です。鉄の錆色を生かした特殊な鉄板ぶきの入母屋(いりもや)づくり2階建の本館は、島根県立博物館や県立図書館などを手がけた菊竹清訓(きよのり)の設計です。展示品の中には茶人大名不昧(七代藩主治郷)の所蔵だった「秋埜(あきの)」の銘のある青井戸茶碗はじめ、瀬戸の茶人れ「京わらべ」など不昧公にゆかりある名品もいくつかあり、茶どころ松江らしい美術館です。
[ 雨でも楽しめるスポット]
住所 | 〒690-0888 島根県松江市北堀町310-5 |
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お問合せ先 | 田部美術館 TEL:0852-26-2211 |
営業時間 | 9:00~17:00(入館は16:30まで) |
定休日 | 月曜日 |
利用料金 | 大人700円 大高生500円 小中生無料 その他/抹茶500円 |
交通アクセス | JR松江駅からバス15分、塩見縄手入口下車(またはレイクラインバス小泉八雲記念館前下車) |
駐車場 | 有料/城山西駐車場120台 |
ユニバーサル情報 | 洋式トイレあり 車いす対応(多機能)トイレあり |
関連サイト | 田部美術館公式サイト |