山陰の名湯玉造温泉の温泉街を見下ろす東丘陵上にある公園です。ここには出雲玉作資料館、記加羅志(きがらし)神社跡古墳、工房跡の原状保存施設、工房跡を示す台座、復元家屋などが整備保存されています。
出雲の玉作りは弥生時代中期にまでさかのぼることができるものもあり、その遺跡も20近くにおよびます。めのうを産出する花仙山をひかえる玉造の玉作りは4世紀後半に始まり、平安時代ごろまで続いたようです。出雲の玉作りは『出雲国計会帳』『古語拾遺』『延喜式』などの古典にみえ、特に玉造でつくる玉は出雲国造が朝廷で神賀詞(かんよごと)を奏上するときにおさめる玉でもありました。
住所 | 松江市玉湯町玉造 |
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お問合せ先 | 松江市まちづくり文化財課 TEL:0852-55-5523 |
交通アクセス | JR玉造温泉駅からバス10分、終点玉造案内所下車徒歩7分 |
駐車場 | あり 約50台 無料 |
関連サイト | 松江観光協会公式サイト 水の都松江 |