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ウンジュジ

雲樹寺

1322年、後醍醐天皇から『国済』後村上天皇から『三光』の国師号を賜った、二祖国師号を持つ稀代の名僧「孤峰覚明禅師」により開かれた臨済宗妙心寺派の古刹。
後醍醐天皇より下賜された「天長雲樹興聖禅寺」が名前の由来で、山門の正面上に直筆と伝わる額がある。庭の美しさからサツキ寺、ツツジ寺などの異名もあるほかツバキなども多く植えられている。また、自然に囲まれた環境で春には山桜、夏には睡蓮、秋には紅葉、冬の雪景色と四季折々の姿を見せる。

中海に水を灌ぐ伯太川に面した入り口から始まる参道は県道に沿って伸び、その途中に寺宝である大門「四脚門」が置かれる。両端に水路を活することで浮き道とも呼ばれているこの場所は西を向いており、彼岸の時期のみ振りむけば夕日を囲う大門を見る事ができる、東に向け進み簡素な石門を抜けると、勤労と末永い健康の為の祈りの場である「酒断ち地蔵」に見えつつ、大きくカーブした向こうには大きな「山門」が鎮座する。この正面上に掲げられた看板がいわゆる寺宝「後醍醐帝の御手の跡」であり、雲樹寺の正式な名称を表す額となっている。門をくぐると左に方丈池、右に駐車場に抜ける道と手水鉢、観音堂がそれぞれ、そして中央先の階段を上ると本尊「拈華微笑佛」を祀った仏殿が建つ。仏殿を挟んで両側にまた階段があるものの、左側は「勅使門」によって閉じられている。右側の階段の先には、白砂利や大雄松で彩られた庭と寺院の玄関口が目の前に、そこに向かって右側には朱印や納経、拝観などの受付窓口が有る。
大人一人500円と有料になる拝観は玄関から入り、案内人の説明と共に方丈の外周に沿った渡り廊下を進み、本堂や勅使門、開山堂に安置された寺宝「朝鮮鍾」や開山「孤峰覚明禅師」とその歴史、裏側に位置する禅宗庭園「元禄の庭」その意匠の由来や来歴などを分かりやすく知ることができる。

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