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ノギジンジャ

能義神社

当社は奈良時代、能義郡地方に広く信仰されていた野城大神(ぬきのおおかみ)を祀る古社で、『出雲国風土記』には野城社として記載されている。ちなみに、風土記によれば、出雲国で大神と呼ばれるのは、野城大神と熊野大神、杵築大神、佐太大神の4柱しかない。その後、野城大神の信仰は次第に衰えたとみえ、平安時代には天穂日命(あめのほひのみこと)が主祭神となり、貞観13年(871)には正五位下の神階を受けている。

社殿は古来壮大な大社造りであったと伝えられるが、永禄6年(1563)の火災で社殿悉く焼失し、貴重な古文書、什器(じゅうき)類一切烏有(うゆう)に帰した。慶長18年(1613)堀尾氏により当初の場所より一段低い場所に再建され、その後何度かの改築により、今日に至っていると考えられる。

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