SHIMANE AREA INFORMATION
雲南エリア
観光スポット
斐伊川堤防桜並木
県内屈指の桜の名所として知られる斐伊川堤防桜並木は、「日本さくら名所百選」に選定されています。毎年3月下旬から4月上旬には、斐伊川土手沿い約2kmにわたり、およそ800本の桜に彩られます。桜のトンネルはこの時期だけの特別な絶景として訪れる人を楽しませてくれます。夜になるとライトアップもされ、のどかな昼間とはまた異なる、幻想的な夜桜が広がります。
桜並木の南あたりに架かる潜水橋で別名「願い橋」は、絶好のフォトスポットとしても人気です。
龍頭が滝
「日本の滝百選」に選定されている中国地方随一の名瀑。落差40mの雄滝と30mの雌滝から流れ落ちる滝は、龍が昇っていくような迫力のある滝です。滝の後ろに回って眺める「裏見の滝」も楽しめて、正面から見るのとは違った迫力が味わえます。自然に囲まれた空間はマイナスイオンたっぷりでリフレッシュできること間違いなし。
龍頭が滝から南に約10kmには、8つの滝からなる「八重滝」があり、迫力のある滝と豊かな自然が楽しめる美しい渓谷です。秋の紅葉は雲南市を代表する景観のひとつ。
鬼の舌震
斐伊川の支流馬木川の急流が岩を削ってつくりだした、およそ3kmにわたる大渓谷です。 Ⅴ字谷の左右には、大天狗岩、小天狗岩などの岩壁が屹立しています。
また、谷のいたるところに、はんど岩や亀岩、千畳敷、天狗遊岩、畳石など、風化や水食による奇岩や怪岩が累々として横たわり、河底には大小の甌穴群がみられます。
清流はそれらの間を縫って急流をつくり、またいたるところに深淵をたたえ壮大な景観を展開しています。渓谷沿いの遊歩道は2km弱あり、往復約60分かかります。
奥出雲おろちループ
日本最大の二重ループ橋。その名も「おろち」というように、巨大なおろちが二重にとぐろを巻いたように見えるこの道路は、高低差170mもある山奥の難所を越るためのものです。延長約6㎞のループには11の橋と3つのトンネルがあり、圧巻は100m上空に架かる大橋です。
途中3ケ所の展望台には、オロチをモチーフにしたモニュメントやオブジェが設置されています。また、「人と車の調和のとれた道づくり」をテーマにした、第5回人間道路会議賞の最優秀賞(大賞)を受賞しています。ゾーン内には道の駅やレストラン、遊歩道、展望台、ロッジ等も整備されています。
絲原記念館
鉄師として知られる絲原家に伝わる、たたら資料・美術工芸品などを展示しています。展示内容はたたらに関する資料の他、明治大正期の郡内の記録、絲原家所有の民族資料、松江藩主からの拝領品を含めた美術品など。
記念館と並んである絲原家敷地内には、自然の山を利用した出雲流庭園があります。
絲原邸は藩政時代の奥出雲における藩主の本陣でもあり、明治以降、田能村直入、与謝野鉄幹・晶子夫妻、近衛文麿など著名な人物が訪れています 。
可部屋集成館・
櫻井家住宅と庭園
可部屋集成館は奥出雲櫻井家に長年累代にわたり、伝えられてきたものを集成した歴史資料館です。櫻井家は戦国の武将塙団右衛門の末裔家です。製鉄業を営み、“菊一印”の銘鉄を創り出した業績を松江藩に認められ「鉄師頭取」の要職を拝命し、広く地域内の製鉄業を総取りしきりました。
可部屋の歴史は玉鋼の生産(たたら)にまつわる数々のドラマを現代に伝えています。奥出雲の近代文化は、それら“たたら製鉄”の歴史を中軸として独自の発達を見せ、集成館資料にその往時の姿を見ることができます。
2023年には、TBSドラマ日曜劇場『VIVANT』ロケ地になりました。
田部家土蔵群
雲南市吉田町は昭和61年3月「鉄の歴史村」宣言をしました(当時は“吉田村”)。その象徴となっているのが、この土蔵群です。日本屈指の山林王として名を馳せた田部家が、1707年から1906年までの間に建築した蔵の数は21棟にも及びます。
室町時代に製鉄業をスタートさせた田部家は、江戸時代には松江藩九鉄師の筆頭鉄師を務めるまでになり、明治末期の最盛期には、全国に供給される鉄の7割を生産していたといいます。
土蔵群の中には「鉄蔵」「扶持(ふち)蔵」といった用途を伺わせる名前や「文政蔵」「宝永蔵」などの年号を示す名前などが付けられており、長きに渡る繁栄を物語っています。立ち並ぶ土蔵のモノトーンのなまこ壁に、タイムスリップした感覚を味わうことができる一角です。
グルメ・お土産
-
焼きさば
さばを1匹丸ごと串刺しで焼いた「焼きさば」は、雲南市の名物グルメ。
-
バーガーハウスピコピコ
しまね和牛100%のパティや地元食材を生かしたハンバーガーは旨味がたっぷり。
-
木次牛乳
低温でじっくりと殺菌されたパスチャライズ牛乳の風味は格別です。手作りのチーズなどもおすすめ。
-
仁多米
島根を代表するコシヒカリのブランド米。噛めば噛むほどお米の旨味と甘みが口の中に広がります。